行楽 ・ 観光

大門坂  那智の滝(飛瀧神社)  那智山青岸渡寺  熊野那智大社  帰り参道から大門坂駐車場
青岸渡寺・那智大社付近の詳細MAP

大門坂



紀勢自動車道に新しいPAがあったので外観だけ見てきました。
三重県紀北町、紀北PAです。
世界遺産熊野古道『始神峠』にあることから愛称として「始神テラス」と名付けられたようですが、ちょっと変わった名前です。
ふり仮名見るとああ字の通りだと思いますが、一瞬何と読むのかなと思ってしまいます。
地域の物産品をはじめ、紀北町ならではの料理も味わえるようです。



大門坂駐車場に着きました。
県道48語線沿いにある休憩所とトイレだけの無料駐車場です。
日曜日なので8割がた止まっていました。


早速案内板があります。


見えてきました。大門坂の入口


世界遺産の石標
紀伊山地の霊場と参詣道
熊野参詣道・中辺路と記されています。

世界遺産の道路を歩くことになります。


県道48号線から左に入り少し(200mぐらいかな)集落の中を歩きます。

外国の観光客が驚く無人販売。欲しかったのですが100円硬貨が無くて残念でした。





青岸渡寺の庭に平安衣装を身に着けた人が、写真撮っていましたが、ここでレンタルしたのかなと。

私は先に那智の滝に行きたいのでここから1.2kmです。

ここらは民家はなくなり、大木の多い林の中を歩きます。



夫婦杉 樹齢 800年といわれ幹の周囲8mの大木 迫力満点。
子供二人、お母さん二人が、丁度朝の散歩だそうです。

多富気王子の碑  王子とは旅人を守る小さい祠の神社




石敷きの道と石段が続きます。
帰りにまたこの石段を下りなければならない。
バスで帰るかなあとか思いながら歩いていました。

一町から4町は気づかなかったので帰りに。


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大門坂は終わったようです。   飛龍神社(那智の滝)に向かいます

那智の滝(飛瀧神社)







バスターミナルから那智の滝前バス停までの県道46号を歩いた距離は500m程。


県道の向かい側には那智の滝からの水が流れている那智川。滝壺と同じ高さのようです。



そして左前に鳥居があります。


鳥居を潜り那智の滝へ



石段を上り下りると滝の前に出ます。


鳥居の左は札所、その向こううに奉賛所があります。

鳥居の前には焼香用の大きな香炉が置かれています




飛瀧神社は那智の滝がご神体とされているため拝殿や本殿などは設けられていない


「那智の滝」は熊野那智大社の別宮である飛瀧神社のご神体になっています。


1972年に国の名勝指定、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として、ユネスコ世界遺産に登録されています。


落差 133m    滝幅 13m    水系 那智川


ほとんど垂直の断崖に沿って落下している。総合落差では日本12位だが、一段の滝としては落差日本1位。華厳滝、袋田の滝と共に日本三名瀑に数えられている。


133mの高さから落ちてくる滝の飛沫を浴びるとご利益があるといわれています。



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次に那智山青岸渡寺に向かいます。

那智山青岸渡寺



飛瀧神社を出て、ここから歩いて那智山青岸渡寺へは県道を2回横切り直線コースで上ります。
飛瀧神社から県道を少し上った右手から、その最初の石段を登ります。

この石段は鎌倉時代の石段のようです。

   
   広場に出ました。下記によれば、滝の遙拝所であったようです。
   




右の写真のように確かに、昔はこの広場から滝はよく見えたのではと思われます。
現在は木々が生い茂っていますが。

 



再度県道に出て横切ります。


右には那智山青岸渡寺の三重の塔が見えて来ましたがまだ、石段上ります。


「マムシに注意」の案内がある石段を恐る恐る上ります。


右にかすかに見える那智の滝と同じ高さまで上りました。そして県道に出ます。

 



右に青岸渡寺を、左に滝を見ながら、最後に県道を少し上ります。
梅の花と滝 


振り返ると三重塔と滝


青岸渡寺が見えたのかと思ったら違っていました。
本堂は見えていません。



薄紅葉して
神の那智
滝の那智

 那智児(中山那智児)


振り返ると再度、塔と滝 
写真撮ってしまいました。


下を見ると登ってきた道、S字カーブに


駐車場もここにありました。
車も大きなS字に上っているようです。


本堂見えました。土産物店もあります。

 



七福神 お参りします。


予想に反して大きな祠でした


絶壁に張り付くように建てられた鐘楼
元亭4年鋳造(鎌倉時代)


本堂東側の境内

石標は青岸渡寺の御詠歌
「補陀洛や岸うつ波は三熊野の那智のお山にひびく滝つせ」


本堂東側境内から


本堂東側の境内
  樹齢約700年タブノキ。和歌山県天然記念物に指定。


最近珍しい竹使用の手水舎

本堂 正面 南側
本堂に祀る如意輪観世音像は、仁徳天皇の時代(4世紀の頃)、インドから那智に渡来した裸形上人が、那智滝の滝壺で見つけ、本尊として安置した言われています。
本堂は、推古天皇の時代に創建され、天正18年(1590)に豊臣秀吉が再建したもので、桃山時代の特徴を色濃く残しており、2004年7月には、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されました。
本堂後方には、那智の滝との調和が美しい朱色の三重の塔がそびえ立っており、必見のフォトスポットとなっています


青岸渡寺本堂

那智山青岸渡寺は、一千日(3年間)の滝篭りをされた花山法皇が、永延2年(988)に御幸され、西国三十三ヶ所第一番札所として定めたとされ、多くの信者や参詣者が全国から訪れています。


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熊野那智大社


青岸渡寺の境内からこの門を潜ると那智大社の境内に入りました。

 


那智大社の境内に入ると人が並んでいます。何かと思い覗くと大木の潜り抜けを待つ人でした。



 





467段におよぶ石段の上に建つ6棟からなる社殿は、標高約500mに位置し、夫須美神(ふすみのかみ)を御主神としてそれぞれに神様をお祀りしています。
伊弉冉尊(いざなみのみこと)とも言われる夫須美神は、万物の生成・育成を司るとされ、農林・水産・漁業の守護神、縁結びの神様また、諸願成就の神としても崇められています。
社殿は、仁徳天皇の御世(317年)に現在の位置に創建され、平重盛が造営奉行となってから装いを改め、やがて、織田信長の焼討に遭ったのを豊臣秀吉が再興しました。
徳川時代に入ってからは、将軍吉宗の尽力で享保の大改修が行われています。
境内には、日本サッカー協会のロゴにも用いられている“八咫烏(やたからす)”の烏石や、樹齢約850年の大楠が茂っています。
社殿並びに境内は、2004年7月、ユネスコの世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されました


本殿の西側にある「八社殿」は19世紀の建立。
前には神鳥として崇められている「八咫烏(やたがらす)」の碑が建っている

第一殿から第五殿までは拝殿の後方、本社玉垣内にあり直接拝することはできませんでした。



朱色が鮮やかな熊野那智大社の宝物殿は昭和41年(1966年)に「熊野那智大社創建1650年祭」の記念事業として建てられた。
日本三大経塚の一つ「那智経塚」からの出土品や、熊野三山の歴史を伝える貴重な所蔵品が展示されているという



上記写真の、二の鳥居の右から467段の石段を下ります。
見えているのは一の鳥居。
写真は拝殿前の休憩所から

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帰り参道から大門坂駐車場








私は表参道の方へ降ったので仁王門はパスです。

少し横に入るとこんなところもありました。

花の季節にはここも賑わうのでしょうが、今日は誰もいません。










県道が見えてきました。県道までが467段の石段でしょうか。














    PM 1:04                                                            PM 1:09

帰りなので順番が逆です。1町の石標は見つかりませんでした。もう一度来なさいということですかね。
帰りは行には見えなかったものがいろいろ見れて良いものです。

PM 1:12

県道近くまで戻りました。 



熊野那智大社の一の鳥居から1時間ほどで戻りました。もう少しで駐車場です





PM 1:32 到着    AM 9:55 ごろからよく歩きました。

石段数 表参道 467段  大門坂 267段  那智の滝から青岸渡寺までとその他合計 約 900段はないかな。

標高 大門坂駐車場 94m  青岸渡寺 330m      飛瀧神社鳥居前 229m    那智の滝頂上 357m


走行道路と距離・時間
自宅    14Km 勢和多気IC  紀勢自動車道 34Km 紀伊長島IC  紀勢自動車道(無料区間) 25km 尾鷲(坂場交差点)   国道42号線 5km 尾鷲南IC   熊野尾鷲道路 18.8km  熊野大泊IC  国道42号線 19.4km  紀宝バイパス[南牟婁郡紀宝町井田2103?49] 8.8km  高森交差点  那智勝浦新宮道路 9.5km  那智勝浦IC  県道43号線−48号線 4km   大門坂到着

尾鷲から熊野那智大社までの、国道42号線と新道との割合は  28.4/138.5     約20%になっています。

   自宅 大門坂 往復 277Km

自宅出発  AM 7:20    大門坂到着 AM 9:50   所要時間 2:30

大門坂出発 PM 1:46    自宅到着  PM 4:30   所要時間 2:46   新宮市内の渋滞により少し多くなりました。


散策総歩数 10432歩

青岸渡寺・那智大社付近の詳細MAP

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